日本伝統再築士会京都支部

古民家から学び、後世に受け継ぐために…

講師をさせていただきました。

先日、伝統再築士の講習&試験があり、

講師をさせていただきました。

 

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古民家は、

先人たちが長い時間を変えて培ってきた技術の宝庫であり、

文化であり伝統ですから、

日本人の潜在意識をくすぐるような

ノスタルジックな魅力があるのは当たり前です。

しかし、すきま風やプライバシーの概念がない間取りなど、

現代人の生活には馴染まないデメリットがあることも事実です。

単にノスタルジーに浸って不便さを強いるのではなく、

古民家に活かされた先人たちの知恵を学び、

その良さを活かしながら、

現代人の生活に合わせて改修することでしか、

次の時代に古民家を引き継ぐことは出来ません。

技術や文化を次の時代に引き継ぐことは現代人の使命です。

活きた建築として古民家を次世代につなぐ事。

そんな考えをベースに、

「再築」についてお話させていただいたつもりですが、

うまく伝わったのでしょうか?


※伝統再築士:再築基準検討委員会の答申に基づいて策定された再築ガイドラインに基づき、 次世代に引き継ぎたい文化的価値の高い伝統的な木造建造物を残す為の専門 の知識を有するものを育成することを目的とした一般社団法人住まい教育推進協会が認定する資格制度。

※再築:伝統構法で建てられている住宅を伝統構法のまま再活用すること。